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2. 東アジアと北アメリカの間の植物の隔離分布について

日本を中心とするアジアの極東地方の植物が,12,000km以上も離れた北アメリカの東北部の植物に極めて似ているという驚くべき事実を最初に発見したのが,ハーバード大学の教授であったエイサ・グレイ(Prof. Asa Gray)で,同教授は1846年の報文で初めてこの特異な種子植物の隔離分布について言及し,その後,黒船が採集した多数の日本の植物の詳細な研究をして,第2報を1859年に発表したが,同氏が挙げたこの一群の植物は40属,580種余りにのぼる.グレイ教授の時代には植物の類縁をより正確に示す染色体のデータもなく,また,分布域の地史的変遷を示す植物化石のデータにも乏しかったので,主として外部形態によって,研究がなされた.その後,Fernald,Hultén,Li,Haraを含む数多くの学者がこの興味深い課題を研究し,現在は東亜と北米との間に隔離分布をする一群の植物は「古第三紀要素の植物」と呼ばれ,その分布型,類縁関係,さらにその奇妙な不連続分布域の生因等が,およそ以下のように徐々に解明されてきている.

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