第6回 わが国初のボタニカルアーティスト 五百城文哉の世界
解説:作家・立松 和平/植物学者・大場秀章(東京大学総合研究博物館教授)
※五百城文哉は2000年7月16日放送のNHK「新日曜美術館」でも取り上げられました。
立松和平プロフィール
1947年 栃木県宇都宮市生まれ。早稲田大学政経学部卒業。
1970年 在学中に文学作品「自転車」で第1回早稲田文学新人賞を受賞。卒業後、土木作業員、運転手、魚市場の荷役などの職業を経験したあと、故郷に戻って宇都宮市役所に勤務。
1979年 から文筆活動に専念。
1980年 小説「遠雷」で第2回野間文芸新人賞受賞。
1986年 アジア・アフリカ作家会議の「85年度若い作家のためのロータス賞」受賞。
1993年 「卵洗い」で第8回坪田譲治文学賞受賞。
1997年 小説「毒- 風聞・田中正造-」で第51回毎日出版文化賞受賞。
日本国内/国外を問わず各地を旺盛に旅する行動派作家として知られ、活力あふれる描写とみずみずしい感性が多くの読者の共感を得ている。近年、とくに自然環境保護問題にとりくみ、積極的に発言している。
最近の主な作品
- 小説
- 「月光のさざ波」文藝春秋,「光の雨」新潮社,「地霊」河出書房新社
- エッセイ
- 「知床丸太小屋日記」講談社,「ぼくの仏教入門」文春ネスコ,「染めと織りと祈り」アスペクト
- 絵本物語
- 「満月の百年」河出書房新社,「雪より白い鳥」フレーベル館,「酪農家族2 ~牧場の猫~」河出書房新社
立松和平氏より
大場秀章プロフィール
東京農業大学農学部卒。
東京大学理学部(当時)附属植物園日光分園、同総合研究博物館助教授を経て現職。
専門:植物分類学/生物地理学,理学博士(東京大学)
主要著訳書
- The Himalayan Plants,Vols.1,2,3(東京大学出版会、1988、1991、1999)
- 日本の野生植物(草本・木本、共著、平凡社、1981-82・1989 /同フィールド版、1985・1993)
- 園芸植物大事典(共著、小学館、1988-90/同コンパクト版、1994)
- 日本の生物(日本の自然6、共著、岩波書店、1985)
- 秘境・崑崙を行く-極限の植物を求めて-(岩波新書、1989)
- 森を読む(シリーズ日本の景観の読み方、岩波書店、1991)
- ヒマラヤを越えた花々(自然史の窓8、岩波書店、1999)
- 日本山草図譜(五百城文哉画、同定・解説、八坂書房、1982)
- 植物の起源と進化(E.J.H.コーナー、共訳、八坂書房、1989)
- 植物が消える日(クーポウィッツ&ケイ、八坂書房、1993)
- ボタニカル・モンキー(E.J.H.コーナー、八坂書房、1996)
- シーボルト日本の植物(監修・解説、八坂書房、1996)
- 植物学と植物画(八坂書房、1996)
- 日本森林紀行(八坂書房、1997)
- バラの誕生(中公新書、1997)
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