植物文化に貢献した人々 泉宏昌氏
「20世紀最後のフィールドワーカー 泉 宏昌 断章」
「後世に名を残した人、人に大きな力を与えた人」には、その人の人生を決定づけた輝く何かがあるものだ。ところが泉宏昌(以下、大兄と呼ぶ)の年譜にはそれらしきものは見あたらない。大兄はいわゆる学閥、派閥とは無関係で、人や物に寄り添うことや群がることを極端に拒んでいた節さえあった。
ABOC創立20周年記念講演 作家の立松和平さん『環境に対する私の視点』
作家、フィールドワーカーとしてご活躍中の立松和平さんは、当社ともご縁がある方でお祝いにご講演をいただきました。数日前、ペルーのアンデス山からお帰りになったばかりで、真っ黒に日焼けしたたくましいお顔、あの独特な口調で、心にしみるように語りかけてくださいました。フィールドトークは約1時間に及びました。
人間の手で植えた樹は最後まで面倒をみるべきです。
昨年の8月27日樹木医の第一次試験が行われてから12月15日に東京都庁において樹木医の認定免状を頂くまで約4ヶ月間、長い研修審査の日々もやっと終わりました。豊田先生が認定を頂いたホットなその日当社毛藤社長との対談を企画しました。
「森をつくる喜びを伝えたい」 海岸山脈に緑の回路を!
ファティマさんは、大学で生徒を教える傍ら、国営森林研究所の造林部長として活躍し、民間緑化企業のコンサルタントもされている。 今回、NGO基金の一環である、ジャパン ブラジルネットワークの招聘で来日されましたが、若くしてこのように多方面で活躍されている女性は、ブラジルでは珍しくないそうです。「環境問題はただ告発するだけでは解決しない」。「日本の実践家とのネットワークを育てたい」と、日本各地の研究機関を精力的訪問されており、今回、ご講演いただくことになりました。
駅構内を彩り16年
「できるだけ明るく、華やかな花をと、四季折々楽しみながら作っています」と話すのは、盛岡市の華道愛好者の女鹿フクさん。 女鹿さんは、盛岡駅の構内七ヵ所などをペーパーフラワーで飾り、旅行者やJR職員の心を和ませている。
アボック社十五周年・記念対談 庭先から広がる街の景
私が日本に来た当初、能登の自然の素晴らしさに驚き、そして京都で日本文化に満足し、日本の良い所ばかり見ていました。ところが、東京の“コンクリート砂漠”で、目が覚めました。自然をどんどん壊しています。その時、徹底的に何とかしなければと決心したのです。それにどこへ行っても、街並み・公園の景色が同じで、不思議でした。
やさしい植物学 花や緑の生育限界がわかる「気候帯」 日本でも作成を望む
植物がどのくらいの寒さに耐えるのかを知ることは大事なことだ。木や草花の主な種類だけでも知ってほしい。 耐寒性はハーディネス(Hardiness)といい、欧米では専門書から一般の園芸書まで、ハーディネスゾーンを示しているのが多い。
泉宏昌先生オリジナル原稿 ① 『植物観察の要点』
広い範囲にわたって密に生えている所が、森林と呼ばれ、一般に樹冠、高木層、草木層、コケ植物層と幾つもの層状構造から出来ており、これ等が単独でなく、お互いに関係しあって生活しています。 観察する時は、記録用具を持って行きましょう。
泉宏昌先生オリジナル原稿 ② 『森林のいろいろ』
食料、木材、燃料供給源として、信仰、レクリエーションの場、そして災害防止として大きい役割を持つ、価値ある森林について、色々な面から見て行きましょう。
泉宏昌先生オリジナル原稿 ③ 『野外活動指導書刊行の基本企画』
3. 刊行の主旨 一般に野外活動・野外生活と呼ばれるものは極めて多様であるし、その参加者も無数ということができる。とはいえ、それらのうち真に野外(Out door)の名を冠し得るものは、果たしてどれほどであろうか?
泉宏昌先生オリジナル原稿 ④ 『日本の自然』
われわれの日本の自然、その美しさと豊かさは、われわれ自身が認識している以上に、世界の国々に知られている。 その美しさは、日本の地理的位置とか地勢とか形状とか気候などによって、生み出されたものである。
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