東洋のガラパゴス
豊田武司 編著
小笠原諸島唯一のフロラ文献。固有種の宝庫である小笠原諸島の植物を、鮮明な300点余のカラー写真、イラスト、分布図とともに解説。島を知り尽くした編著者が、地域の自然や歴史、島々の魅力までも紹介した決定版。初版以来の新しい知見を取り入れ、増補改訂新版とした。
著者が学会発表した
貴重な固有種ハハジマノボタン
自生植物編
発見から戦前まで
倉田洋二 編
「発見から戦争突入」までの島の記録を島民の貴重なモノクロ写真で綴った異色の写真集。熱帯花木や果樹の中で自然讃歌に満ちた島民の顔。カメ漁や捕鯨、アホウドリの写真等々、無人の島から立ち上がった島民の生活風景を活写する貴重本。正装した初期の欧米系島民の姿などが、朝日新聞紙上等を賑わした。
アホウドリの山
開拓者たち
カメ畜養場の記録
森と農地のボニノロジー
星 典(母島在住・木地師)著
原始の森、母島をかけめぐる「森の男」星 典は、わが国の一級の植物学者に育てられ、いつしか母島の資源植物を守る語り部となった。東洋のガラパゴス・小笠原で、森の案内人として活躍したボニン・エコロジストの植物資源博物記。栽培植物400種特性データ付。島の自然と著者を慕って、10人の研究者が寄稿している。