1990年7月30日 日本工業技術新聞
製品の充実・強化を図る アボック社
"樹名板のアボック"で知られる ― アボック社は、七月十一日から十三日まで、東京・晴海の見本市会場で開かれた「パーク&レジャー展」に、各種ラベル製品、サイン(ラプロック)製品を中心に出展、注目・人気を博した。
新製品の「WBラベル」は ― ①ラベルとしては画期的な大きさ ②オモテ・ウラの表示ができる ③タテヨコの組み合わせで拡大サイズが楽しめる ④設置方法が選べる軽快なフットワーク ⑤雨・風に強い厚さ二〇ミリの樹脂製 ⑥自然景観にとけこむ黒・緑・茶のカラーリング ⑦ラブロックとの合体でサインシステムへの発展機能を持つ―などが特徴。
設置方法はラプロック、樹脂ポール、アルミ角パイプ。
基本サイズは二一×三〇×二センチ。
「いろはラベル」も新登場の製品。 ①やわらかい筆文字が木のぬくものを伝える ②シンプルな内容で、幅広くコーディネイトできる ③H-一二型、N-一五型、B-二一型で制作する ④価格と納期は従来のラベルと同じ ― などが特徴。
「伝統園芸植物ラベル」は同社の植物名ラベルの特別企画製品。趣ある筆文学の味をいかし、くっきりと金属板に焼付けている。
サイン製品の「ラブロック」は基本パターンにはL一〇一、同一〇二、同一〇三、同二〇一、同二〇二、同二〇三、同三〇一、同三〇二がある。
一方、コンピュータシステムでは―映像付き植物データベース「グリーン・ヴィジョン」、植物の個体別栽培管理システム「グリーン・アドレス」、来園者サービス向けクイズ・検索システム「フラワー・クリエーション」などを開発している。
[写真上] ラべル(樹名板)の設置例
[写真中] ラブロック(新宿御苑)の設置例
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