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- 1. 規格
- (1) 1株苗…茎数2~3茎とする。
- (2) 花の色…白色、ピンク、紅色、濃紫紅色、緋紅色などとその中間色及び白色中心赤、桃色中心紅など変化に富むカラフルな品種とする。
- 2. 性質
- (1) 永年性で耐寒性が強く、積雪寒冷地における露地栽培にも好適である。
- (2) 開花期は7月初旬より9月中・下旬までと長い。
- (3) 草丈は80~100cmである。(肥沃地では草丈を増す)
- (4) 茎が堅く倒伏し難く、病害虫の被害をうけることが少ない。ただし密植するとウドンコ病がでる。
- 3. 植栽の基準
- (1) 植栽密度と植えかた
9~12株/3.3㎡(1坪) (平眭とすること)- (2) 植え場所
風通しがよく、終日直射光のあたる場所。アルカリ性を好むので耕起のときにタルカンを、土地がやせているときは聖地のときに乾燥鶏糞が樹皮を原料とした有機質肥料の小量を加用する。(一般畑では施肥をせず、タンカルだけを施す)- (3) 管理
- 一) 除草…開花期までに1~2回行う。
- 二) 花序刈取り…開花全盛期が終わったら
- 1. こぼれ種の防止
- 2. 株張り促進
- 3. 雑草防除のため花序を刈り取って株間に放置する。
- 三) 枯葉の刈り倒し…落葉した時点で根元から10㎝の上部で茎を刈り倒す。刈った茎は畦間に並べ雑草の抑制に役立たせる。
- 四) 追肥…6月上旬に生育が遅れている株に適量の化学肥料を施して生育の均等化を図る。
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