(コッヒアスコパリア “アカプルコ”)
ホウキギは世界に約90種が分布している。日本に入ったのは中国からで、約1000年以上に及んでいる。昔から実を食用としてきた。
とくに秋田県の比内町では栽培面積が多く、「とんぶり」と呼んで大根おろしかナガイモの千切りと混ぜて食べる。今は秋田県の名産の一つになっている。
本種はホウキギ(ハナホウキグサという)の園芸品種で、草丈は40~50cm位、頂上部に白いまだらの入った葉が出るが、秋になるとまっかに紅葉し、まことに美しい。花だんのへり花として植えてもっとも楽しめる一生草である。
日当りの排水のよいところを好む。紅葉の終り頃に種を採って翌春に播くが、こぼれ種でもどんどん植え、つくり易い新しい観葉植物である
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