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〔アカンサス・ルコイデス〕

地中海沿岸が原産で、常緑永年草で、園芸者の間では「ビスカリア」とも呼び、５月から７月にかけて、真紅な小花を、地面いっぱいに咲かせるとても美しい矮性種である。

草丈は15～20cmで、２年目からは、完全に雑草を圧え、生える余地を与えない。

乾燥と寒さに強く、排水のよい日当りを好む。病害虫が少ないので、とても造り易い。

採種が容易でたくさんとれるし、こぼれ種でも増える。「芝桜」のように群生させるもよい。

種子がきわめて小さいので、十分に増量（木灰か細土を用いる）して播かないと種子がむだになるし、播きムラが出きる。本葉３枚位で移植ができる。

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