Selaginella nipponica
日本の中部が原産で、園芸者は単に「クラマゴケ」または「エイザンゴケ」と呼び、とくに京都地方では茶庭に植えられている。
多年草で、盛岡地方でも緑のままで雪の下で越年する。繁殖力が強く、各節から細根を出してはいながら広がる。
細根が出たら節と節の間を切って植えて殖やす。
植える場所は半ひかげのところがよい。
直接日光に当らなくても乱反射で明るいところでも十分に育つ。適度の湿気があらば岩上にも登って行く。
小鉢植えとして、観賞するのも良い。
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- Selaginella(セラギネラ)…ヒカゲノカズラの旧ラテン名。
- nipponica(ニッポニカ)…原産地が日本の…
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