(キク科)
ルドベキアヒルタ “グロリオーサデージ”
1958年にオランダ王立園芸協会の世界花のコンクールで特賞を得た改良品種で、キヌガサギクの四倍体植物である。種子は小粒なので、ふるった土とよく混ぜて増量して均等にまく。日当りを好み、日かげに植えると草丈だけ伸びて花が少ない。夏から秋にかけて長期間咲き、一花の寿命も30日以上と長い。
茎が丈夫で倒れにくいので道路や通路の両がわに植えるのよく、花壇の中央にまとめて植えて中心花としても使える。また広いところに群生させると、キヌガサギクと同じく、観光価値の高い景観が表現できる。永年草であるが3~4年で株が弱ったら、こぼれ種から出た株を引き抜かないで育てると古株が自然に枯れて新しい株に更新される。種は豊産だから増殖は容易である。
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