Rudbekia hirta L. var. pulcherrima Farwell (キク科)
原産地は北米の西部地方。1930年頃に、オオハンゴンソウとともに牧草に混じって日本に渡来。多年草で高さ40~70cm、分枝は少ない。花は黄色で7月~10月の長い間咲く。舌状花はオシベ、メシベとも外から見えない。採種は8月~9月とし、気温下ると不稔性を増す。播種は春まきとし、粒が細かいので、篩った土と混ぜ、増量する。次年度からはこぼれ種で増える。水上げがよく切り花として喜ばれる。
広い空地、主要道の両かわなどに群生させると?に美しい。分枝性が弱いので20㎡(5×5cm)に2株位の割合で植栽する。
次年度からはむしろ間引きを必要とするほどに稚芽がでる。
コスモスなどの列条植の前に沿って植えると、花色のコントラストがよい。現在、注目されている「1花壇1草花」つまり「群生花壇」づくりに好適な品種とされている。葉は立ち上らない円錐状に地を匍うローゼット型である。病害虫に非常に強い。
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