肥後・加賀の伝統野菜「水前寺菜」のすべてを研究分析した日本で初めてのモノグラフ。
有用植物としての用途と可能性を科学検証する。
国内有数のバイオ研究企業がまとめあげた日本初のモノグラフ。古く南方から渡来した水前寺菜(金時草)は、肥後や加賀で食される夏の伝統野菜。この植物を深く各分野から掘り下げた各章は、色素・香気成分の有用性や利用法・レシピの研究と産地の生産普及の動きにまで及ぶ。当社作成による水前寺菜起源と渡来ルート図を収載している。
売切
清水康弘 著
矢原正治、五田真生、林美央 共著
A5判 / 上製 / フルカラー / 288頁 / 定価3,520円(本体3,200+税)/ ISBN978-4-900358-70-6 /
花卉園芸新聞 紹介記事
葉裏の紫色が特徴の「スイゼンジナ(金時草)」は、肥後、加賀の伝統野菜としての地位を築く野菜だ。本書ではこのスイゼンジナに注目し歴史、文化をはじめ、熊本、石川両県の研究者の成果や生産・普及の取り組み、色や香りに関する研究結果を紹介。
しんぶん赤旗 紹介記事
美しい紫色が特徴のスイゼンジナ(金時草)は、古く南方から渡来し、熊本県、石川県などでは夏の伝統野菜として食されてきました。 種子では繁殖せず、寒さに弱い性質で、本来、日本では定着しにくいはずですが…