「13寺社 見ごろ見どころ」花好きの知りたい情報網羅
(松永東久氏)あじさいの街・鎌倉市を存分に楽しんでもらおうと、ガイドブック「鎌倉のあじさいと名花名木めぐり」=写真=が発刊された。
同市大船で植物図鑑などを発行するアボック社が制作。3年間の調査を基に鶴岡八幡宮の祢宜で日本あじさい協会副会長の池田正宏さんが監修、「あじさい博士」の川島栄生さんが案内人として参加している。毎日新聞基写真部記者の吉野正浩さんも協力した。
あじさいの品種は、交雑種を含め1000とも2000ともいわれる。 グラビア編では早咲きあじさいや自生のあじさいなどを紹介。エリア散策編では、山あじさいを中心に13寺社に咲くあじさいの見ごろ見どころを地図付きで掲載する。図鑑部では「百選」として山あじさいや姫あじさいなどに、一つずつに付く品種名を記載。携帯電話で読み取るQRコードも併載し、同社の植物図鑑サイトを見ることができる。
同社は「一歩踏み込んだあじさいの知識を入れた。花好きが知りたかた情報を網羅しており、リピーターにも喜んでもらえる一冊」とPRしている。
B6判192ページ。