「あじさいの魅力を一冊に」13寺社の散策路を紹介
山あじさいに姫あじさい、額あじさいと、様々な「あじさい」が楽しめる鎌倉。その名所を紹介した「鎌倉のあじさいと名花名木めぐり」が今月中旬に(株)アボック社(大船2丁目)から発行された。市内書店などに並ぶ。ポケットサイズのB6判、オールカラー192頁。
鎌倉アジサイ同好会顧問の池田正宏氏監修で、「あじさい博士」こと川島榮生氏が解説文を主に執筆。厳選された約500枚の写真は、川島氏とともに元毎日新聞鎌倉通信部記者の吉野正浩氏が手がけた。13寺社と1古民家ミュージアムを取り上げ、散策路など地図入りで紹介する。
巻末には産地なども分かるQRコード付きの品種図鑑も。同社は「山あじさいのピークは5月下旬。ぜひ見て欲しい」と話している。