こんなテーマで検索してみると…このソフトの“すごさ”“おもしろさ”が判ります!
小説『砂の器』では、この地名がキーワード、出雲と秋田県が舞台となりました。
大正時代までは実在した消えた地名。火山帯の真ん中に位置し、いつも噴火を繰り返していたことからついた地名。どうも感じが悪いからという理由でしょうか。現在の地名から失われてしまった地名のひとつです。『陸測図』(82,850件)のなかからよみがえりました。(『地名レッドデータブック』より)
日航機墜落現場。場所は何処だ?実は3つもあるのです。事故現場を知らせるはずの第一報は、時として現場誤認騒動を引きおこしてしまいます。
「河童橋」本当に現れた場所かもしれません。
「鬼」伝説は「龍」伝説と共に平安時代からの根強い民間信仰のひとつ。その当時からの名残が全国に点在しています。
絶滅したといわれる日本狼。かつても生息地は東北、近畿、中国に集中している?
「鶴」や「鴇(とき)」の地名も飛来地と重なると推察できます。
なぜか本州中央部に集中した(42件)名前です。このように佳字、簡略字、元字も含め、氏姓のルーツ調べには圧倒的なデータ件数が反応し、次々に興味深い分布図を示します。
青森県岩崎村で「岩崎さんフォーラム」が開催。主催者側から、呼びかけリスト作成時に『新日本地名索引』を利用したとの感謝状が届きました。
他に、自治体主導型のフォーラムに「烏山」、同性フォーラムに「鈴木」など、フォーラム開催は今、ちょっとしたブームです。
かんだ、こうだ、こおだ、じだ、かみだ、かみた、かんた、かだ、かた、しんだ、じんだ、じんて、じんでん、しんでん、かうた、かうだ、こおた、こうた、じんで、かんた、しんての。ひとつの地名にもこんなにたくさんの読みかたがあるんです。
東京では「ニホン橋」、大阪では「ニッポン橋」と呼んでいます。
この地名分布は実際の植物の自生地とほぼ重なります。
県では長野70件に次いで山口、大分に多く、北海道に2件、沖縄では全く見あたらないのがおもしろい。ちなみに中村に次いで多い地名は第2位「新田」677件。第3位「原」591件。いずれも地形起源の地名です。
日本列島はご覧のように「川」の地名(あるいは川そのもの)であふれていることが判ります。次いで「町」(約33,000件)、「山」(約31,000件)、「田」(約25,000件)が続きます。
東西にきれいに分かれる地名。部分一致で青色の「沢」が13,630件。
赤色の「谷」が9,763件です。
かつて地名研究家・鏡味完二が手作り地図帖で予測した「沢」と「谷」。長年をかけたこの分布比較も、このソフトを使うと瞬時に実証できます。
「麓」はなぜ宮崎県南部から鹿児島県にかけて集中的に(全体の51%)みられる地名です。(著者金井弘夫氏の発見)
江戸に多く付けられた地名らしく、したがって関東から東北にかけて多く、地形的には後背地に多く出現するようです。「宿」とは交通の開けた要所であったことが判ります。
日本列島には約8,000ヶ所の「神さま、仏さま」が広く点在していることが判ります。
都道府県別分布や、知らない「温泉」地をチェックしてみてください。
九州に54件。北海道は0件。アイヌ人は古墳を作らなかったのでしょうか?