本書は小笠原の植物研究に半生を捧げてきた著者が20数年前、地域に自生するほぼすべての植物を網羅してまとめ、話題となった“幻の名著”です。
この度、Webサイト「復刊ドットコム」で高得票を獲得したのを期に、初版では取り上げなかった固有種16種、カラー写真70余点を追加、128頁を増頁して増補改訂版として復刊されました。
内容は、小笠原の固有植物を中心に、地域の自然や歴史、島々の魅力までを紹介。
資料として「小笠原の植物季節」「小笠原の植物相と分布」、付録として「父島・街中の植物マップ」まで付いて、専門家から愛好家まで、旅行ガイドとして役立てたり、美しい図鑑としても楽しめる1冊。